2015.04.24
自分なりの農に挑戦中です
はじめまして、千葉と申します。
(「千葉」と申しましても、
今年から「千葉」の畑から引っ越しをして「埼玉」で畑を借りるのですが…。)
幼少期より野菜を食べたり、料理する機会が多かった影響か?
バックパッカー時代に海外生活で出会った人や食べ物の影響か?
気が付けば…40歳を過ぎてからの本格的な野菜作り。
美味しい野菜を作り、食べる人の健康のお役に立てればと思う今日この頃です。
今年から畑の規模が少々大きくなったので、
昨年まで作っていた外国野菜(インドの瓜類、イタリアのナス・トマトなど)に加え、
タイのナス、タケノコ芋、ウコンなどにも挑戦する予定です。
なぜこのような外国野菜をメインに栽培するかと言いますと、
海外生活で出会ったインド人の友人(本名K.T.チャーミー、愛称をサッシー)の存在が、
きっかけの一つでもあります。
彼が日本で故郷南インド料理のお店を開いてから、
故郷の味にこだわるためか、オリジナリティーを出すためか、
「南インドの野菜が欲しい…」というような言葉をよく耳にするようになりました。
そこで「じゃあ、自分が作ってみよう!」という事になり
「どうせなら、欲しい野菜の種を用意して!作ったことないけどやってみるから…」
との勢いで、このような珍しい野菜に挑戦するという状況になりました。
いざ、サッシーに本場インドの種を仕入れてもらい栽培を始めてみましたが、
「ウリ」のことを「大きいキュウリ」、
「ビート」を「赤カブ」と間違えて教えられたり、
枝豆のような木になる豆と言われて育ててみると、地面に這う蔓性の豆だったり。
英語で「スネークガード」「ボトルガード」だの言われて「・・・?」となったり。
(スネークガード=ヘビ瓜 ボトルガード=ひょうたんだったりするのですけれど)
中学生の頃から英語苦手でしたから、
そんなこんなで野菜作りでの失敗には事欠きません。
珍しい野菜を作ってしまうことには自分にも理由がありまして、
近所のスーパーや八百屋さんで買える野菜を作っても、
私のような小さな規模の農家では値段と安定した供給量ではとてもかないませんし、
普通の野菜を、付き合いで無理やり買わせるカタチになってしまうのも、
あまり面白くなかったり(笑)
「需要があって供給が少ないものであれば売り易い気がする」
などと楽観的に考えたり…
ただ、これから注文をくれる売り先を増やすなどの課題は山積みなんですけど(笑)
まだまだ知識や経験も足りないので苦労するとは思いますが、
頑張りますのでよろしくお願いいたします。
量よりも質にこだわる農家に
千葉治(ちばおさむ)
埼玉県 新座市
友人のインド料理店に納品するインド野菜を主に生産。量よりも質にこだわる。バックパッカーを経て3年前に就農。1968年生まれ神奈川県出身。