2016.08.27
雑穀の収穫です!
5月に播いたタカキビが、やっと収穫の時期を迎えました。
それにしても、背が高い。タカキビだけあります。何とも言えない原始的風貌。
間引きのタイミングが少し遅かったかなと心配でしたが、穂の高さも揃い、
粒もたくさんついています。
一つ問題なのが、蜂です。ものすごい数の蜂がこのタカキビの周りを飛んでおり、
なんとも近づき難い状況に。様子を見ると、タカキビの葉の表面を蜂が舐めまわしています。
タカキビの葉から出る何かか、それともアブラムシの出す甘い汁か。
よく分からないけど、とにかく怖くて近づけないほどです…。
同じく播いたコキビは防鳥ネットをかけるのが遅く、見事に壊滅状態。
「段取りが全て」という師匠の言葉が思い返されます。日々学びです。
(防鳥ネットかけが遅れ、食べられてしまったコキビ。怠けるとそのまま結果が現れます泣)
ヒエも穂が出始めてきました。これもまた見事な風貌です。
(大きな穂がつきました)
雑穀のある風景というのは、なんとも豊かなものだと感じます。
防鳥ネット無しでどこまで育てられるか、今年は開き直って実験することにします。
実験結果はまた来月のお楽しみ~。
(雑穀畑の様子)
天野圭介(あまのけいすけ)
静岡県 浜松市
1985年神奈川県生まれ。2歳の時に父が脱サラし、静岡県の山奥でペンション経営を開始。そこでの自然と一体となった暮らしを原点に、アフリカ諸国を旅した後、オーストラリアでパーマカルチャーを学ぶ。帰国後、2014年、郷里に近い浜松市にて就農、農園『ONE TREE』を始める。米や大豆をメインに栽培。2015年には、世代を超えた有機農家の連携を図るために「ラブファーマーズカンファレンス」も開催した。