2016.08.05
セルフビルド進行中☆
今回もセルフビルドに関するお話です。
農的暮らしを始める準備ということで、お許しください。
6/28の私の誕生日に始めたセルフビルドも、約1ヵ月が経ちました。
解体、整地から始まり、既に基礎工事、柱建て、屋根、窓枠作りまで完成。
これからお風呂やトイレ、台所といった水回りの準備に取り掛かります。
内装手前まで完成。
床を張る準備中。
トイレは嫌気状態(空気のない状態)で発酵させるバイオガスを導入予定。
糞尿を液体肥料とメタンガスに分解し、排泄物で肥料とガスを自給します。
お風呂の排水や台所排水は「バイオジオフィルター」と言って植物の力で浄化する方法を採用。
我が家では科学的な合成洗剤は使用せず、純粋な石けんだけを使用します。
食器だって体だって、汚れの90%以上はお湯だけで落ちてしまいます。
残り10%は?これは汚いヨゴレではなく、免疫力を保つための必要なヨゴレです。
最終的に土にかえり、大地に悪さをしないものを使用していれば、体も心も健康です。
と言いつつ、家づくりに没頭して野菜たちの成長についていけなくなりつつある自分を、
ただ慰めているだけかも知れません。
なんとかこの夏を乗り切れるよう、頑張んなくては…。
天野圭介(あまのけいすけ)
静岡県 浜松市
1985年神奈川県生まれ。2歳の時に父が脱サラし、静岡県の山奥でペンション経営を開始。そこでの自然と一体となった暮らしを原点に、アフリカ諸国を旅した後、オーストラリアでパーマカルチャーを学ぶ。帰国後、2014年、郷里に近い浜松市にて就農、農園『ONE TREE』を始める。米や大豆をメインに栽培。2015年には、世代を超えた有機農家の連携を図るために「ラブファーマーズカンファレンス」も開催した。