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2016.06.28

晴耕雨染‐その弐‐

長い梅雨のトンネル。出口はまだ見えず。今ちょうど中ごろでしょうか。
畑のほうではその雨のおかげもあり、すくすくと野菜たちが育ってくれています。

野菜たちの生長をみながら、食べてくださる方の顔を思い浮かべながらの農作業。
自然と作業にも力が入ります。飲みすぎて二日酔いの時でも体は動きます。
もちろん雨の日も作業に勤しみます。

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(食べて美味しい、見て美しいミニカリフラワー。近所の商店主さんに、「花束みたいにラッピングしてギフトっていう売り方もいいんちゃう」という貴重なご意見をいただきました。)

そして雨の日といえば藍染。
以前このブログでお伝えした藍染がその後どうなったかを報告させていただきます。

はい!こんな感じに染め上がりました!
いい感じです。

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嵐絞(あらししぼ)りという技法を用いて染めました。
嵐の時の雨のような細い斜めの線模様に染め上がります。
さらに生地の端にグラデーションを入れてます。

これから仕立てに入ります。
どうなるかは…待て次号!(引っ張ってすみません…)

2016年の挑戦者のみなさん

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阿部正臣

阿部正臣(あべまさおみ)
徳島県 上勝町

1975年 徳島県生まれ。藍染を始めるために徳島県上勝町に移住。藍染業の傍ら育てた野菜が、農業関連のコンテストで食味、栄養価が評価され表彰される。それから、有機農業の研修を経て、2014年に就農。味わいだけでなく、健康に寄与するような機能性に富んだ野菜の栽培を心がけている。同時に、藍染ももう一つの生業として継続。阿波踊りや空手など、古くから親しまれてきた伝統文化の継承にも意欲を燃やす。

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