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2018.07.07

夏色

今年は全国的に例年より早く来た梅雨ですが、沖縄では6月23日に平年並みに明けたそうです。梅雨が明けると、雨が降らず潅水作業などに追われ畑作業がしんどくなってきますので、こちら愛媛県ではいつ頃に梅雨明けとなるのかソワソワしています。

さて、畑の方はと言いますと、夏色に染まってきています!

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(枝豆、成平インゲン、スイートコーンの畑)

今年は畑の作り方を大きく変えていまして、今までは管理機で畝立てをし、手でビニールマルチを張っていたのですが、作業効率化のため、トラクターに畝立て成形+マルチャーのアタッチメントを取り付けて、畝立て+ビニールマルチ張りまで一度に行っています。
そして、今までは畝間も全てビニールマルチで覆うことで雑草対策にしていたのですが、今年は、畝間にはビニールマルチ代わりにライ麦やえん麦を蒔いて、リビングマルチ(植物を使ったマルチ)にしています。

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(ナス、ピーマン、シシトウ、パプリカの畑)

これは今年の冬に、私の農業の師匠、故山下一穂さんの一番弟子である千葉康伸さんが山下農園に指導に来られた際に教えていただいた方法です。

畝間に麦を蒔くことで、麦は初期生育が旺盛なので雑草が生育できず雑草防止になり、土に直接太陽光が当たるのを防ぐので乾燥防止になり、害虫の天敵の住処になるので害虫対策になり、最後には畑にすき込んで緑肥として土作りにもなり…と、様々な効果が得られます。

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(キュウリ、ズッキーニ、オクラなどの畑)

畑を俯瞰してみると、畑全体をビニールマルチで覆っていた時より、野菜が生き生きとしているように見えます。麦が根をしっかり張ってくれているので、畝間の水はけも良くなっていて、雨後にすぐに畑に入っても足がズブズブと沈む…ということが無くなりました。

今回の畑の作り変えを通して、現状のやり方に固執せず、常により良い知識、技術を学ぶことの大切さを痛感させられました。
今年の夏作の収穫がぼちぼち始まりましたが、実際に収量がどうなるか楽しみです!

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大島雄

大島雄(おおしまゆう)
愛媛県 宇和島市

1981年東京都生まれ。大学卒業後、住宅設備メーカーに就職。松山に配属され9年間営業職として働く。その間に愛媛育ちの千春さんと結婚。退職後、故山下一穂さんが主宰する土佐自然塾で学んだ後、2014年、千春さんの故郷近くの宇和島市で「オオシマ農園」を開く。

写真家の眼 大島 雄

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