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2018.09.30

畑の訪問者

9月に入り朝晩が一気に涼しくなり、畑では夏野菜もそろそろ終わりを迎えはじめてきました。

終わったズッキーニの後に草が生い茂っていたので草刈りをしていました。すると、草の中からキジのメスが出てきました。すぐ隣の草を刈っていても逃げません。じっと固まって座っています。病気で動けないのかなと、ギリギリまで近づいた時、急いで動き、そこから2mくらいのところで私に向かって「シャーッ」と言って怒って威嚇して、まだ逃げずにいます。元居た場所を見てみると卵が7つ置いてありました。自分の何倍もある人間が近づいても逃げず小さな体で子供を守っていたのです。その後キジはどこかに行ってしまいました。せっかく隠れていたのに知らずに草を刈ってしまった私のせいで卵が丸見えです。

キジは畑に悪さをする場合もあるみたいですが、私の畑では何も被害がありません。周りも田んぼなので被害は無さそうです。このままでは、カラスや、蛇や外敵に卵が見つかってしまうので竹と刈った草で簡単な巣を作ってあげました。

次の日、巣を覗いてみるとキジのお母さんは戻ってきて、また卵を温めていました。ほっと安心しました。キジの親子も一生懸命生きています。今日も子供を守っています。

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(キジの巣)

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大島和行

大島和行(おおしまかずゆき)
栃木県 塩谷町

1981年栃木県生まれ。文化服装学院卒業後、花や野菜の生産農家、造園や花屋などの仕事につく。インド旅行ではマザーテレサの施設でボランティアも経験。有機農家での1年の研修を経て、2017年、故郷の栃木県塩谷町で「大島農園」を開く。約50品目の野菜と米を作る。

写真家の眼 大島 和行

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