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2018.07.28

野菜について

大島農園では、お米と同様に、農薬・化学肥料を一切使用せず、年間約50品目の野菜を育てています。野菜は旬のものを詰め合わせた野菜セットとして、個人又はレストランなどに、地元では自ら配達し、遠方には宅配をしています。消費者とは、顔の見える関係を大切にし、なるべく直でのやりとりをしています。

肥料には、緑肥と、地域で捨てられる食物で植物性の遺伝子組み換えではない国産の材料を自家配合し、なるべく少ない量を使っています。畑からはなるべくゴミを出したくないので、使い捨ての資材は使っていません。自然に還る資材や長年使える資材を使っています。

「無農薬だから美味しいのでしょう?」と聞かれる事がありますが、人の「美味しい」の感じ方は、十人十色、いや、一人十色。その人の精神状態や身体の健康状態などで、味の感じ方はその時々で変わってくると思っています。私の選んでいる品種は、栄養価が高く、野菜本来の味がすると言われる固定種や在来種などです。甘みや形、生産性を重視して品種改良され現在主流となっている新しい交配種に比べて、固定種や在来種は栄養価が何倍も高いと言われています。

私は、野菜本来の味がするものを美味しいと思っています。また、育てた作物から種採りをし、この土地にあった健康な野菜になるようにしています。しかし、栽培はまだ始めたばかりで技術も土も良くないので、生産性のある交配種も育てています。その場合は、種の入手先とよく相談をし、遺伝子組換えではない、栄養価の高い、野菜本来の味がする品種を選ぶようにしています。将来的には、育てる野菜のすべてを種採りし、この土地にあった野菜づくり、永久的に持続可能な農業にしていきたいです。

大島和行さん1「塩谷在来青大豆」

(地域の在来種、「塩谷在来青大豆」)

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大島和行

大島和行(おおしまかずゆき)
栃木県 塩谷町

1981年栃木県生まれ。文化服装学院卒業後、花や野菜の生産農家、造園や花屋などの仕事につく。インド旅行ではマザーテレサの施設でボランティアも経験。有機農家での1年の研修を経て、2017年、故郷の栃木県塩谷町で「大島農園」を開く。約50品目の野菜と米を作る。

写真家の眼 大島 和行

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